映画『スクール・オブ・ロック』の英語表現 “I’ve got a hangover.” の意味と使い方|シーン解説つき

今回は、映画『スクール・オブ・ロック』に登場する “I’ve got a hangover.” を紹介します。
初対面の生徒たちの前で、いきなりこの一言を放つ主人公のデューイ。あまりにも予想外で、生徒たちが一斉にポカーンとしていました
ただ、この表現自体は、日常会話でめちゃくちゃよく聞く、ごく普通のフレーズです。(学校で言うのがおかしいだけ(笑))
使える場面も多いので、知っておくと絶対便利だと思います!

それではいきましょう!

目次

【映画『スクール・オブ・ロック』のあらすじ】

ロックを愛するギタリストのデューイは、自分勝手な振る舞いのせいでバンドを追放されてしまう。その一方で、同居している親友ネッドのアパートからも家賃滞納で追い出されそうになる。そんな矢先、ネッドに名門私立小学校の臨時教師の仕事が舞い込んだことを知った彼は、ネッドになりすまして教師として働くことに。やがて子どもたちに音楽の才能を発見したデューイは、彼らと組んでバンドコンテストに出場しようと考え、ロックの授業を開始するが……。

引用元:映画.com

【このフレーズが使われた場面】

この表現が登場するのは、デューイが初めて先生(の偽物)として教室に入っていくシーン。
本当は代役で来ているだけだけで、まともに授業をやろうとも思っていないデューイが開口一番に言ったのがこちらでした。

I’ve got a hangover.

(おれは二日酔いだ)

トモ

急に「二日酔いなんだ」と言われても、生徒たちからしたら「は?」ですよね(笑)

【このフレーズの意味】

“I’ve got a hangover.” は直訳すると「二日酔いを持っている」ですが、意味はそのまま「二日酔いなんだよ」。
“hangover” は「二日酔い」という名詞で、海外ではよく使われる単語みたいです。
日本語で言う「飲みすぎて頭痛い」「まだ酒が残ってるわ…」みたいなニュアンスが、この一言で表現できますね。

ちなみに “I have a hangover.” とも言えますが、日常会話では “I’ve got〜” のほうが口語的でよく聞く表現とのことです。

【ネイティブが使うときのニュアンスについて解説】

ネイティブが “I’ve got a hangover.” を使うときは、深刻さよりも「ちょっとやらかしたな〜」くらいの軽い自己申告に近い雰囲気があるんですね。
友達同士なら冗談っぽく言うことも多いし、仕事仲間でもカジュアルな関係なら普通に使われます。体調を説明するための表現というより、「昨日楽しみすぎちゃったんだよね」という空気が少し混じることも多い印象です。

トモ

日本語で「二日酔いだ」って言うときも、体調が悪いことを伝えるため、というより、半分くらいはそこまで飲んだ経緯を聞いてほしいとかの気持ちがありそうですよね。

【使い方の例】

友達に「顔色悪くない?」と言われたとき
I’ve got a hangover. Last night was a bit too fun.”
(ちょっと二日酔い。昨日ちょっと楽しみすぎた。)

週明けの朝、同僚との雑談で
I’ve got a hangover. I really need some coffee.”
(二日酔いでさ…。コーヒーが必要だわ。)

家族に「朝ごはん食べないの?」と聞かれたとき
I’ve got a hangover. I’ll eat later.”
(まだ二日酔いで…。あとで食べるよ。)

どれも軽い会話の中で自然に使えるパターンだと思います。。

【まとめ】

“I’ve got a hangover.” は、体調を説明するだけでなく、その場の空気をちょっと柔らかくする効果もある表現として、もし二日酔いになったら使ってみるとよいかもですね。
(空気を読まないと悪化もするかもなのでご注意を…。)

それでは今回はこのあたりで✋️

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