映画を観ていると、「この一言、日常でも使えそうだな」と感じる瞬間ってありますよね。
今回紹介する “No need to go on.” も、そんなフレーズのひとつです。派手さはないけれど、人との距離感がちょっと気になる場面で、自然に使える便利な表現だと思います。
映画『ホリデイ』のある朝のシーンをヒントに、その使いどころを見ていきたいと思います。
それでは、いきましょう!
【映画ホリデイのあらすじ】
ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。
引用元:映画.com
【このフレーズが使われた場面】
物語の中盤、アマンダとグレアムのふたりが一夜を過ごした翌朝の場面です。
和やかだけれど、どこか探り合うような空気野中、気まずさまではいかないものの、「この先どうする?」という距離感がまだ定まっていない感じです。
そんな中で、グレアムがそろそろ次の予定に向かわなければならない状況になり、この一言を添えて話を切り上げます。

No need to go on.
(行かないと)
空気を壊さず、でも長引かせない。そんな絶妙な場面で使われていましたね。
【このフレーズの意味】
“No need to go on.” は直訳すると「続ける必要はない」。
会話や状況をこれ以上引き延ばさなくていい、という意味合いで使われます。
今回のシーンでは、「もうこの話題はここまでにしよう」「そろそろ行くね」というニュアンスが近そうです。強い拒否ではなく、やんわり区切りをつける感じですね。
作中では、早く切り上げたい、というより、気まずさもあるし名残惜しさもある中で言ったセリフでした。
【ネイティブが使うときのニュアンスについて解説】
このフレーズは、相手を突き放すというより、「十分だよ」「もう大丈夫」という穏やかな線引きに使われることが多い印象のようです。
感情的にならず、淡々と距離を保ちたいときにちょうどいいみたいで、ネットや辞書で調べてみると、似た表現として
- That’s enough.
- We don’t have to continue.
なども見つかりますが、“No need to go on.” はやや柔らかく、空気を読みながら使えるのが特徴なようですね。
【使い方の例】
使えそうな場面を想定して使用例を考えてみました。
予定があることをやんわり伝えたいとき
“We’ve talked enough. No need to go on.”
(もう十分話したし、このへんで大丈夫だよ)
相手が気を遣って説明を続けているとき
“I get it. No need to go on.”
(わかったよ、もう続けなくていい)
会話をきれいに終わらせたいとき
“It’s okay, no need to go on.”
(大丈夫、ここまででいいよ)
【まとめ】
“No need to go on.” は、会話を静かに区切りたいときに頼れる一言。人との距離を大切にしたい場面で思い出したい表現ですね!
それでは今回はこのあたりで✋️









