今回は、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の冒頭に登場する “shy of” という表現を紹介します。
派手な世界観の中で、主人公のジョーダンが経歴について語る場面があり、その一言の中にこの表現がさらっと入っていました。
短いフレーズですが、使われるシーンが印象的で、「あ、こんな言い方があるんだ」と思えたフレーズです。数字や量を話すときに応用しやすいので、覚えておくとちょっと便利だと思います。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のあらすじ
まず、背景を把握するために、この映画のあらすじを紹介します。
22歳でウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダンは、学歴もコネも経験もなかったが、誰も思いつかない斬新な発想と巧みな話術で瞬く間になりあがっていく。26歳で証券会社を設立し、年収4900万ドルを稼ぐようになったジョーダンは、常識外れな金遣いの粗さで世間を驚かせる。全てを手に入れ「ウォール街のウルフ」と呼ばれるようになったジョーダンだったが、その行く末には想像を絶する破滅が待ち受けていた。
引用元:映画.com
このフレーズが使われた場面
このフレーズが出てくるのは、主人公が自分のキャリアを振り返りながら、視聴者に向けて自己紹介している場面でした。
仕事で大きな成果を出していた時期のことを語る中で、めちゃくちゃ稼いでいたけど、それでも「目標には少し足りなかった」というニュアンスで “shy of” が登場します。

The year I turned 26 as the head of my own
brokerage firm, I made 49 million dollars which really pissed me off because it was three shy of a million a week.(26歳のとき、自分の証券会社で4900万ドル稼いだが、週100万ドルの目標に3週分欠けてた)
謙遜してる風のジョークなのかな…、ジョークまでも規格外(笑)
金額や数字の話はこの映画でよく出てきますが、その中で使われる表現としては日常寄りで、数字を扱うリアルな会話でも使いやすそうな言い方ですね。
このフレーズの意味
“shy of 〜” は「〜に少し届かない」「〜に満たない」という意味です。
直訳ではなく、感覚的には “just short of〜” や “almost〜 but not quite” と同じ方向の表現ですね。
数字・距離・時間・量など、いろいろなものに使いやすいのが特徴です。
映画では大きな金額の話の中で出てきましたが、実生活でも「あとちょっと足りない」という状況はよくありますよね。そんなとき自然に使える表現です。
例えば残りの時間や期間を話す際に、「3時間無いくらい」や「あと1駅分足りない」っていうときに使えそうですね。
英語では “short of” のほうが馴染みがあったんですが、映画で “shy of” を聞いたときに、「この言い方のほうが、少しこなれた感じで聞こえるかも」と感じました(笑)
数字の前でサクッと使えるので、覚えておくと表現の幅が広がりそう。
ネイティブが使うときのニュアンスについて解説
ネイティブが “shy of” を使う場合、控えめで柔らかい響きがあるみたいです。
「完全に足りない」というより、「あと少しだったんだけどね」というニュアンスが強めなんですね。
ほんの少し差がある場面でよく使われるようで、ちょっと余裕を持たせた説明をしたいときにも便利な表現です。
映画のシーンでも、達成したことを語りながら、余裕のあるトーンで使われていました。
使い方の例
最後に “shy of” を使えそうな場面を想像して、用例を作ってみましたので、ぜひ参考にしてください!
友達とのランチの待ち時間を話すとき
“It’s shy of ten minutes until our table is ready.”
(席が用意されるまで10分ないくらい)
オンライン注文の配送状況を確認したとき
“The package total was shy of the free-shipping limit.”
(送料無料になる金額にちょっと足りなかった)
電車の移動時間の話をするとき
“It’s shy of an hour from here.”
(ここから1時間はないくらい)
まとめ
“shy of” は主に数字についての話題で使える表現でした。
会話の中で取り入れると、英語が少し滑らかに感じられると思います。
僕はまず、移動時間の話をする機会が多そうなので、「ここから1時間ないくらいかな」といった感じで使ってみたいと思います!
それでは今回はこのあたりで✋️


