映画『プラダを着た悪魔』の英語表現 “Thank God, it’s Friday.” の意味と使い方|シーン解説つき

今回は、映画『プラダを着た悪魔』に登場する “Thank God, it’s Friday.” を紹介します。
怒涛の1週間をなんとか駆け抜けたあとに、思わず漏れてしまうような一言です。英語だろうが日本語だろうが、「よっしゃ金曜だ!」という気持ちは共通ですよね。映画の中でも、主人公アンディーが過酷な仕事をこなしたあとに使ってていて、共感度がかなり高いフレーズです。

それではいきましょう!

目次

【映画『プラダを着た悪魔』のあらすじ】

ジャーナリストを目指してニューヨークにやって来たアンディは、一流ファッション誌「ランウェイ」編集部の面接を受ける。ファッションには疎いアンディだったが、編集長ミランダのアシスタントとして採用されることに。しかしそれは、地獄のような日々の始まりだった。業界のカリスマとして恐れられるミランダは、朝から晩まで理不尽な命令を次々と突きつけてくる。服装もファッショナブルなものに変え、徐々にミランダの信頼を得ていくアンディだったが、自身の私生活はボロボロになっていき……。

引用元:映画.com

【このフレーズが使われた場面】

このフレーズは、アンディーが上司のミランダから次々と無茶な仕事を振られ、ほとんど息つく間もなく働かされていた場面です。
1週間の終わりがようやく見えてきたタイミングで、先輩のエミリーに向かってポロッと言ったのがこちらでした。

Thank God, it’s Friday.

(やっと金曜日ね)


このあとアンディーは、お父さんが遠くからきて、ミュージカルを見に行くんだと楽しみにしていました。ミランダにより、結局それも楽しめずに終わってしまったのですが…。

【このフレーズの意味】

“Thank God, it’s Friday.” は直訳すると「神様ありがとう、今日は金曜日だ」ですが、意味としては「やっと金曜日だ」「金曜になるー、助かったー」という気持ちを表す定番の表現です。

トモ

日本語でいうところの “華金” だ!

ちなみに、レストランチェーン「TGI Fridays」はこのフレーズの頭文字(Thank God It’s Friday)から来ているんだそうです。

【ネイティブが使うときのニュアンスについて解説】

ネイティブがこの表現を使うときは、単に「金曜日だね」という事実を言うのではなく、そこに安心感や開放感がセットになっています。忙しい週とか、ハードな仕事を乗り越えたときに、胸をなでおろすような気持ちで言うことが多いんですね。
声のトーンが明るければ「やっと終わった〜!」という喜びが強く、ため息混じりなら「いやー大変だった…」という疲労感も含まれています。状況によって微妙にニュアンスが変わるところも、うまく使い分けてみたいですね。

【使い方の例】

トモ

使う場面は金曜日に限るので、今回はあわせて使えるフレーズとセットで、使用例を考えてみました!

仕事が忙しかった週の終わりに同僚へ
Thank God, it’s Friday. This week felt endless.”
(やっと金曜日…。今週ほんと長く感じたね。)

予定ぎっしりの平日を乗り切った帰り道で
Thank God, it’s Friday. I just want to relax tonight.”
(金曜日でよかった…今日はもうゆっくりしたい。)

ランチで友達と会ったときに軽く一言
Thank God, it’s Friday. Any weekend plans?”
(金曜だね!週末何か予定ある?)

【まとめ】

“Thank God, it’s Friday.” は、忙しい毎日を頑張った自分を少しねぎらえるフレーズです。言ってみるチャンスは毎週くるので気軽に練習しましょう!

それでは今回はこのあたりで✋️

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