今回は『トップガン・マーヴェリック』から、ちょっとしたペナルティにも、仲間内のノリにも使える “you buy a round.” を紹介します。
スラングっぽいこのフレーズですが、主人公が軽くやらかした(?)流れで、この一言が効いていて、観ていて思わず笑ってしまいました。
【映画『トップガン・マーヴェリック』のあらすじ】
観たことがない方もいるかもしれないので、この映画のあらすじを紹介します。
本作は、1986年公開の初代『トップガン』の続編にあたる作品になっています。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
引用元:映画.com
【このフレーズが使われた場面】
このフレーズが登場するのは、主人公のマーヴェリックとヒロインのペニーが、バーで会話をするシーンです。
やりとりの最後、マーヴェリックが「綺麗だよ」と褒めたあと、ペニーがカウンターにある鐘を鳴らすんですね。
そのバーにはいくつかの禁止事項があり、パネルに書かれてありました。

DISRESPECT A LADY,
THE NAVY, OR PUT YOUR
CELL PHONE ON MY BAR
YOU BUY A ROUND.(女性、海軍を侮辱、またはカウンターに携帯をおいたら、バツとして奢る)
もし当てはまったら “you buy a round”、つまり「店の客に一杯奢る」という罰が課されるルールになっています。
この場合は、女性を侮辱したことになるのかな?
褒められて嬉しかったペニーの照れ隠しなのかもしれませんね。
【このフレーズの意味】
“you buy a round.” は、「みんな一杯奢る」というスラングで、よく使われていますね。
“a round” なので「ぐるっと1周分(=全員に行き渡るように)」 を意味するようです。
日本でも「お前、負けたんだからジュース奢れよ〜」みたいなノリがありますが、それの英語版という感じですね。
映画のシーンのように、ちょっとした“罰ゲーム”としても使われますし、仲間内で盛り上がったときに冗談で言うこともあるんですね。
【ネイティブが使うときのニュアンスについて解説】
“buy a round” はかなりカジュアルで、“仲間との距離感” が近いときほど自然に使われる表現のようです。
まあ、そんな奢りみたいなことは距離感のある相手とはなかなかしないですもんね…。
強制でもなく、どちらかというと「場の空気を楽しくするため」に近い印象です。
英語圏のバー文化では「誰が次のラウンドを買う?」という流れが日常的にあるので、このフレーズはその文化の一部でもあります。
【使い方の例】
学生時代に「負けたら奢りね!」みたいなノリがよくあったなぁと思い出しながら、日常でも使えそうな例文を作ってみました。
ボーリングで負けた友人に
“You buy a round.”
(負けたんだから奢れよ〜、的な冗談で)
職場の飲み会に遅刻してきた同僚に
“You buy a round for that.”
(その遅刻は奢り案件だね〜)
カフェで友人がうっかりこぼしたときの軽いツッコミ
“Okay, you buy a round.”
(大丈夫、奢ってね)
【まとめ】
“you buy a round.” 、仲間内のノリや軽い罰ゲームとして使えるカジュアルなスラングの紹介でした。
知っているだけで、バーや飲み会の英語の雰囲気がぐっとリアルに感じられそうです。
それでは今回はこのあたりで✋️


